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お知らせ

カテゴリ: インプラント

ノーベルガイドのセミナー

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
昨日、「ノーベルガイド」のセミナーに参加してまいりました。
「ノーベルガイド」とは、インプラントの治療計画を立てるときに用いるコンピューター上でのシュミレーションから、実際にインプラントの埋入手術のときに用いるサージカルガイドと呼ばれる器具、さらには手術前にサージカルガイドによって埋入されるであろうインプラントの模型を作り、手術当日にインプラント埋入部に入れる補綴物(あくまで仮歯ですが・・・)までをトータルにサポートするシステムです。
とくに ALL ON 4 と呼ばれる全歯欠損の方の片顎に4本(骨の状態により4~6本)のインプラントで12本の歯を作る治療法に適したシステムです。
しかし、ALL ON 4 のみでなく、いままで、治療計画を立てて、残っている歯の方向や、残っている歯からの距離でおおよその見当をつけて行っていたインプラントの手術を、インプラント術前のコンピューター上でのシュミレーションの通りに行える、つまり、よりシビアなケースも安全にオペが出来るシステムになります。
しかし、術前のシュミレーション通りの結果を得るためには、いろいろなことに注意しなければなりません。そういったノウハウを教えてもらったセミナーでした。もちろん一日でそんなに多くのことは学べません(ノーベルガイドのセミナーは今回で3回目ですが・・・)。今後も類似したセミナーには参加して、より知識を深め、臨床に役立てていきたいと思っています。
より安全で、確実な処置を、そのためには新しい方法をどんどん取り入れて、皆様患者さま方に安心して治療を受けてもらえるように我々も努力していきたいと常日頃から思っております。

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日付:  カテゴリ:インプラント, セミナー

インプラント治療後のメンテナンスについて

 品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
今日は、インプラント治療後のメンテナンスについてお話させていただきます。

 インプラントはお口に入れて終わりではなく、お口に入れたところからがスタートと考えています。非常に長期予後の良い治療と考え行っておりますが、きちんとしたメンテナンスを行わなければ感染を起こして抜けてしまう可能性があるものです。

 インプラントの治療後は、通常の治療よりいっそう丁寧なメンテナンスが必要になります。また、インプラントを長持ちさせるためには、残された歯や骨、口腔衛生の状態、全身の状態などを常に良好に保つ必要があります。患者さんご自身がお口の状態に注意しながらホームケアをし、定期的に歯科医院で検診を受けましょう。インプラントを身体の一部として長く安定して機能させるには、患者さんと歯科医院の協力が欠かせません。

 ホームケアで一番重要なのはブラッシングです。インプラントの周りのプラークを確実に落とすため、正しいブラッシングをしましょう。歯ブラシが届かない場所には、補助的な清掃用具として、歯間ブラシ、デンタルフロス、タフトブラシなどを使用すると良いでしょう。また、抗菌剤入りの洗口液(デンタルリンス)も、お口の中を衛生的に保つのに有効です(当院では歯周病菌の殺菌成分が含まれているコンクールを推奨しております)。

 当然の事ですが、インプラントには神経がありませんから、感染が起きても自覚症状がありません。グラグラしたり膿が出てはじめて気づくのですが、こうなってからでは手遅れの場合がほとんどです。

 インプラントに不具合な口腔内環境としては、歯石・プラークなどの細菌が関与すること以外にも、歯ぎしり、食いしばりなどの咬合力によるものがあります。後者に関しても定期的なかみ合わせのバランスのチェックと調整や、就寝時のマウスピースを用いることが大事です。これも定期的に通院していただく必要のある処置です。

 定期検診では、歯科医と歯科衛生士がお口の中を清潔な状態になるようお手伝いいたします。また、インプラントの状態、歯肉の状態、かみ合わせのチェックなど、医師または歯科衛生士による専門的なケアを行ないます。
インプラントを長持ちさせるためにも、定期検診は必ず受けていただきたいと思っています。

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日付:  カテゴリ:インプラント, 治療について

最新の治療を安心してうけていただくために

1212.JPGこんにちわ、品川シーサイドイーストタワー歯科 ドクターの冶城です。

今回は以前いただいた認定医の資格のお話をします。

今年の2月にインプラントの学会Osseointegration Study Club of Japan(通称 OJ)という学会で発表する機会があり発表した結果、認定医に認定されました。うえの写真はそのときにいただいた認定証です。

OJという学会はおそらく現在、インプラントでは日本のトップレベルの先生があつまる学会だと思います。

学会にでることや認定医になることで、患者さまに最新の治療を提供できることもありますが患者さまに安心して治療をうけていただけるとおもいます。

これからも患者さまに最新の治療を安心してうけていただくように学会などに参加して努力していきます。

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日付:  カテゴリ:インプラント, セミナー

インプラントのセミナーで

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
この前の祝日に、同僚の冶城先生と一緒にセミナー参加してきました。
セミナーの内容は「明日に役立つインプラント治療」「長期予後への鍵」「審美性獲得への鍵」という実践的なテーマでした。
講師は小宮山 彌太郎 先生、小川 勝久 先生と、歯科医師なら誰もが知っているような大変高名先生方のセミナーでした。
症例を交えて考え方や治療のプロセス、失敗(より完全なものを求めるという意味での”失敗”です)とそのリカバーまで。もちろん治療テクニック的な話も多く聞かせていただき、非常に勉強になりました。
しかし今日のセミナーで一番心に残ったのは、小宮山先生がまとめにおっしゃった言葉でした。抜粋させていただくと

「安心・安全なインプラント治療を目指して」

我々が対象としているのは生体組織であり
加えて感情を持った人間であることを忘れてはならない
インプラント治療は科学であり、それは一時代の変遷と共に
そのスタート台は高くなっていく。したがって、後世の人間
ほど先人の知恵を利用できる。言い換えれば、先達の試行錯誤を
繰り返す必要がない。
各ステップでの確認と、疑念を抱いた場合の戻る勇気を忘れてはならない。

小宮山先生は、「メーカーの誰にでも簡単にインプラント治療はできるという言葉を鵜呑みにせず、
歯科医師の立場で常に初心に立ち返り診療に当たるべきだ。我々にとってメリットがあること(例えばインプラントの治療ステップの簡略化)が、必ずしも患者のメリットにはなりえない。古い手技でもより確実と思われるものはそちらを選択すべきだ。」とおっしゃったことが印象的でした。

思えば私がインプラントを始めたときと比較して、今は治療のステップも単純になり、CTやシュミレーターなど様々な技術の進歩のおかげで誰もが比較的簡単にインプラント治療を行えるようになってきています。
様々なインプラントメーカーがより簡単に短時間でオペを行え、治癒期間も短いものをどんどん開発しています。
もちろん技術的な進歩で非常に優れたものになっていっているのも間違いないのですが、同時に技術的なハードルが低くなった分誰もが簡単にインプラント治療を行えるような風潮が広がってきているように感じます。
私が医療法人社団裕正会に入社して、インプラント治療に携われるようになるまで、理事長の方針で1年間のインプラントコースに参加させられたり、また今に至っても、定期的にセミナーに参加させていただいています(これらは理事長の方針であり、裕正会のドクター全てにおいてそうです)。
そのおかげで、私自身、インプラントは非常に素晴らしい治療だと感じると同時に非常に責任の重い、ある意味我々歯科医師にとって怖い治療と思っており、今まで一度も「インプラントは簡単」と思ったことはありません。

どんなに技術が進歩して、一見簡単な症例というものに出会っても、初心を忘れず常にありとあらゆることを想定してこれからも治療に臨んでいこうと強く思いました。

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日付:  カテゴリ:インプラント and tagged

サイナスリフト 骨造成

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今回は先月おこなったOPEの写真をご紹介します。

患者さまは右上の歯がとれてしまったためご相談したところインプラントで修復することとなりました。

ただ骨がかなり減っており、さきに骨造成をしないといけないためサイナスリフトという鼻の粘膜を広げて骨造成をするOPEをおこないました。写真は鼻の粘膜をひろげているところです

数年前まではかなり難しいOPEのため、リスクも高くおこなっている医院もかなりすくなかったのですが最近ではまだまだすくないですがすこしずつおこなっている医院も増えてきました。

ですが、インプラント治療でもかなり高度なテクニックです。

今回は静脈内鎮静という全身麻酔にちかいもので患者さまに苦痛やストレスをあたえることなく治療しました。

患者さまに術後の感想をお聞きしたところ「半分寝ているあいだにおわっていた」とのことでつらくはなかったとのことです。

当院では困難なケースでもご相談して頂ければ対応いたします。

 

Drヤシロ

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日付:  カテゴリ:インプラント

インプラント治療 – GBR, 歯ぐきの移植, オールセラミック

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患者様は主訴として、「前歯で噛みづらい」という風におっしゃって来院されました。

歯を削ってブリッジにする治療法もありますが、

この方法は健康な歯を削る必要があるため、患者様のご希望通り、

健康な歯に負担をかけずにしっかりと噛める「インプラント治療」を選択しました。

また、歯が失われた箇所では、歯を支える骨が少なくなる傾向にありますが、

この患者様も多分にもれず、骨が減少しておりました。

 

インプラント治療は、この骨に対して人工の歯を埋める治療法ですので、一定水準の骨の量が必要となります。

 

そんなときに有効なのが、GBR(ガイデッドボーンリジェネレイション:骨誘導再生法)

という特殊な技術で、少なくなった骨を造成した上でインプラント治療を行うことができます。

 

通常、GBRなどの治療では、外科処置を伴いますので、嫌がられる患者さんは多いですが、

当院での安全な外科処置の治療方針をご理解いただいて、この当院のご提案する治療方針で決定いたしました。

【治療の流れ】

まず、CTを利用してどの程度骨を造らなければいけないか、また、どの長さのインプラントが最適かといったことを決定した上で、骨を造成して、インプラントを入れました。

骨を造るGBRでは、約3ヶ月ほどかかりましたが、無事骨を再生することに成功し、インプラントを行いました。

また、審美的に美しくするために上顎の下側の歯肉(歯ぐき)から、移植を行い、その上で審美的かつ長持ちする「オールセラミック」という種類の歯を使って、いよいよ完成です!

治療後、患者さんは「友達に自分の歯かと思った!って言われちゃった~」とおっしゃって、大変喜んでいました。

Dr.より・・・

やせた骨の再生から、インプラント⇒歯肉の移植⇒オールセラミック と、完全に美しくなるまでに時間はかかりましたが(もちろん良い治療には時間がかかるものです・・・)、自分の持っている技術の全てを患者さんに提供することができ、また、患者さんにも喜んで頂いたので、とても満足しています。

Dr. ヤシロ

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日付:  カテゴリ:インプラント

審美的なインプラント

こんにちわ歯科医師のヤシロです。今回は以前治療させていただいたケースをご紹介します。患者さんは上あごの前歯が4本抜歯になってしまい、インプラントで治療することになりました。骨を移植したり歯肉を移植したりと患者さんには大変なご苦労をさせてしまいましたが、長くつかっていただくものなので私のわがままで納得のいくまで治療させていただきました。

時間がかかりと患者さんにご負担をあたえて、患者さんも私も納得のいくけっかになったとおもいます。後日の患者さんのご感想でまわりのひとに本物の歯かとおもったといわれたそうです。

気づかれないほど完成度が高いと治療したこちらもうれしい限りです。

 

 

どれがインプラントかわかりますか?

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セミナーの話

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。

このまえの日曜日に「基本から学ぶインプラントの画像診断」というセミナーに参加して来ました。

このセミナーは当院もインプラントの診断のためにCT撮影を依頼してお世話になっている「メディカルスキャニング」という、画像審査を専門に行っていらっしゃるクリニックが主催のセミナーでした。

症例を通してCT画像の読像のポイント(骨粗鬆症や解剖学的にリスクとなることの説明)や有用性から始まり学生の頃(かなり遠い昔・・・)習ったCTの原理や診たいものに合わせたウインドレベルやウインド幅のこと(歯科では骨を診たいが、CTは医科で使われる物なので設定によっては軟組織を診るなど)。歯科用に開発されたコーンビームCTや現在の主流であるマルチスライスCTの仕組み。またCTは3D表示のみでの審査だけでは危険で2D画像も正確に読像する必要があることなどを話してもらいました。CTを撮影して審査/診断することの重要性を再確認しました。

私自身の考えとしては、インプラントのオペを行うにあたって、CTを撮影しないということは考えられないことです。今までも、パノラマ写真では全く問題なさそうに見えていた方でもCTを撮影してみたらそのままではインプラントを入れられない方もいらっしゃいました。CTを撮影してコンピューターで処理した3Dモデルで審査・診断をすることは、本当に重要なことであり、安全にオペを行うという点で外せない治療ステップだと思います。私自身はCTの撮影をさせてもらえないときは、インプラントの治療をお断りします。それぐらい重要な検査だと思っています。ちょっと主題からそれましたが・・・今後もインプラントの患者様にはCTを撮影することを強く勧めようと再度決意したセミナーでした。

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日付:  カテゴリ:インプラント, セミナー

インプラントの学会

来週OJというインプラントの学会で発表します。OJはおそらく国内では最高峰のインプラント治療をおこなっていると思われる先生が集まっています。そんななかで私が発表するのは少し恥ずかしいですが、頑張って発表してきます。次回会場などの写真もアップします。

 

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インプラントの話

院長の長岡です。今年初めてのブログです。遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。本日はインプラントについてお話します。

インプラントもかなり普及して、今は特殊な治療ではなくなってきています。当然患者様もいろいろな情報を持たれていることと思いますが、復習ということで簡単なことから話していきます。
まず、インプラントのニーズがある治療ですが、これは虫歯や歯周病、あるいは外傷で歯を失った時です。このような治療を総称して欠損補綴治療と言います。従来は義歯、いわゆる”入れ歯”での治療、あるいはブリッジという治療が一般的でした。
義歯による治療の利点は
・残っている歯をあまり削らなくて良い
・修理が簡単
欠点は
・違和感が強い
・粘膜にも咬合力を負担させるためしっかり咬めない(天然歯の半分以下と言われています)
・クラスプ(入れ歯を安定させるバネ)のかかる歯に過重がかかり、長期的に見るとより大き な欠損を招く。
・手入れが煩雑
ブリッジによる治療の利点は
・違和感が少ない
・固定されているので、しっかり咬める
欠点は
・失った歯の前後の歯を大きく削らなければならない。
・支台歯(失った歯の前後の歯)に欠損部が本来受けていた咬合力を負担させるため、長期的 に見るとより大き な欠損を招く。
インプラントによる治療の利点は
・しっかり咬める
・失った歯の咬合力はインプラントを植立した骨にかかるため、歯を失う前と比べて各々の咬 合のバランスが変化しにくい。
・上記の2者の選択肢がなくなった部分を他で補うことで治療する、歯を失う前と比べてマイ ナスの治療であることと比較して、なくなった部分を新たに歯を作ることで治療する唯一プ ラスの治療である。
欠点は
・治療期間が他の2者より長い(一般的に)
・骨や体の状態で出来ないこともある
・保険が一切きかない
もっといろいろあると思いますが、簡単に書いてもこれぐらい違いがあります。
私が歯科医師になった頃には、インプラントの選択肢は一番最下位でした。しかし、現在では、インプラントこそが第一選択となっています。やはり、インプラント以外の治療は長期的に考えるとデメリットがより大きいようです。入れ歯で噛めなかった方が、インプラントで咬めるようになったと喜ばれると、我々も本当にやりがいがあります。食事をおいしく食べるためには咬めることは重要です。長く自分の歯で食事するためには、初期投資は大きいですが、インプラントはやはり良い治療であると考えます。

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