こんばんは。歯科助手の大谷です☆
今日は暖かいですね☀ 急に暖かくなると何を着ればいいのか分からなくなってしまいます(+_+)
でも、こういう時こそ風邪に注意です!! 皆さんもうがい・手洗いしっかりしてくださいね<(`^´)>
さて、前回歯周病と全身疾患のお話を簡単にさせていただきましたが、今日はまず歯周病とは
何なのかという基礎知識をお話したいと思います。
歯周病の原因と言われているのが、歯垢と歯石です。
歯垢とは、歯の表面には粘り気のある薄い膜(細菌の塊)が歯と歯肉の境目に溜まったものです。
歯垢が石灰化し硬くなったものが歯石です。歯石は歯磨きではとることができません。
また歯垢は毎日の歯磨きでとることは出来ますが、全てを取り除くことはできません。
歯垢1mgには1億もの細菌が含まれ、歯肉に炎症を起こします。
さらに炎症が進むと歯を支えている歯槽骨を溶かし、歯がぐらぐらしてきます。
このまま放置しておくと歯は抜け落ちてしまいます。
歯を失う原因はむし歯よりも歯周病の方が多い(歯周病50%、虫歯37%、その他13%)と
言われています。
歯周病により溶けた骨は元には戻りません。
そのため、初期の段階で歯周病治療をし、それ以上進行させないことがとても重要です!!
ただ、初期の段階では自覚症状がなく、知らない間に進行しています。
そうならないためにも歯科医院での定期的なメンテナンスをぜひ受けて下さい。
当院では、先生、衛生士は担当制の為、患者様それぞれの口腔内状況に合わせて
治療計画を立て、一時的な治療ではなく、メンテナンスを含め長いおつきあいを
させていただきたいと考えています(^o^)丿
みなさん予防のためにもぜひ1度足を運んでください(^_-)-☆