こんにちは品川シーサイドイーストタワー歯科の歯科医師の冶城です。
先日なのですが、はじめて当院にいらした患者さまのお話をお聞きすると「前の歯医者で痛くないのに歯をぬかれた」というふうにおっしゃっていました。
お話を推測するとむし歯が進行しすぎて残せない歯を治療上必要なため前の歯医者さんは抜かれたのではないかと思います。
ただこの場合患者さまが理解しなかったためではなく前の歯医者さんの説明がうまく伝わっていなかったのではないかと思います。
私が思う良い歯科医師とは技術もあることはもちろんですが、説明(explain,suggestion,consultation)を患者さまにしっかりできる歯科医師がよい歯科医師であると思います。
昔の歯医者さんは「私の腕を信じていれば大丈夫!」というイメージのかたが多いかもしれません。
ですが、先日学会に参加したときに発表されてたことが患者さまが不満に思うことは痛い治療や不衛生なことではなく、説明がないもしくは伝わらない場合に患者さまは一番不満に思うそうです。
歯科医療とは単に歯を治療するだけではなく、患者さまの人生がよりよくなるようにサポートすることではないかと私は考えます。そのためには歯科治療をするだけではなく患者さまのパートナーであれればよいなと思っています。
ただいくら情熱があり心では患者さまのことを思っていても、説明したり伝わらなければいけないとも思います。
ですので私は、説明(explain,suggestion,cnsultation)は技術と同等もしくはそれ以上に歯科医師にとって大事だと考えます。
最近はスティーブジョブス(AppleのCEO スタンフォード大学の卒業生に贈ったスピーチは有名ですよね)の本など読んで患者さまに伝わりやすい話かたや説明を勉強しています。
私の治療への情熱や説明、話し方が患者さまにつたわったり感動を呼べればよいなと日々思っていますし、そうなれるようにこれからもがんばります。
やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分
日付: 2011年2月20日 カテゴリ:治療について and tagged 患者さまへの説明