こんにちは、歯科衛生士の比佐です。
今週はとても暑くてTHE夏!というかんじですね。
水分補給をこまめにして体調崩さない様にしましょう。
皆さま、歯周病という言葉は聞いたことありますか?
今ではCMでも歯周病ケア用品について多くされているので、1度は耳にした事はあるかと思います。
しかし、歯周病という言葉は認知度は非常に高いのですが、その認知度の高さとは裏腹な、大きな誤解をしている方が多いという事が近年の調査でわかりました。
症状が悪化しても、歯が抜ける程度で、歯周病が命に関わることはないと考える方が多いようです。
また、日本の成人の約8割が歯周病であるにもかかわらず、自覚については約7割の人が自分は歯周病ではないと思っているという結果もあります。
年代別にみると「歯周病認知なし/自覚なし」では10~20代が多いですが、40代になると知識はなくとも歯周病かもしれないと思う人が増えてきます。
さらに50~60代になると、知識も自覚も高まってくることがわかりました。
「歯科に行くきっかけ」としては、半数以上が口中のトラブルのためと答え、定期的に通院する人は全体の3割以下にとどまっています。
「予防」するという意識で通院する人が極めて少なく、歯ぐきが痛くなったり、詰め物がとれたりしないと歯科にかからない傾向が顕著です。
歯周病の予防には毎日のセルフケアと歯科でのプロケアが欠かせません。
予防の意識を高めるためにも、是非歯科医院へ足を運んでくださいね。