こんいには、歯科医師の冶城です。ここ2日ぐらいで急に寒くなってきましたね。
最近インプラントの本で私の論文が掲載されたのですが、今回はインプラント治療についてお話します。
インプラントという名前はきいたこともあるかたも多いとおもいますが、効果としてはおもに
①入れ歯を使用せず、また歯がなくなった部位の隣の歯を削ったりしなくてよい。
②現在の歯科治療のなかでご自身の歯の次によくかめる(ご自身の歯を100%とするとインプラント
90% ブリッジ60% 入れ歯10~20%です)
③インプラントでよく噛めるのでご自身の残っている歯に加重な負担がかからず、ほかの歯も長持ち
できる。またインプラントを入れた部位の骨や歯肉を長く持たせることができる。
があります。歯がなくなると噛む時の力はあまりかわらないのでほかの歯に負担がかかります。その
ことによってより多く歯周病などにより歯を失う原因になります。また歯を失わなくてもほかの歯に力が
加重にかかるため歯のエナメル質がもろくなり、むし歯や知覚過敏の原因にもなりかねます。
歯を多く失うと野菜などのある程度堅く、栄養があるものが摂取できなくなりひいては健康を損ないま
す。
歯をうしなった場合は、そのままにせずお早目に当院をふくめ歯医者さんにご相談ください