こんにちは 歯科助手の大谷です。
相変わらず暑い日が続いていますね・・・。ただ最近夜が涼しくなってきたのが救いです。
皆さんは今お盆休み中でしょうか? 楽しい休日をお過ごしください☆
さて、今日はタイトルにもあるように「野菜の繊維がむし歯を防ぐ」という不思議なお話です。
まず、歯に良い食事の基本は栄養のバランスがとれている事です。
よく言われていますが、1日30品目が目標です。
ただこの30品目がなかなか難しいですよね・・。
日本の伝統的な家庭料理、きんぴらごぼうや五目煮などは繊維を多く含む野菜や良質の
たんぱく質が豊富です。
俗に言う「おふくろの味」には丈夫な歯を育て、歯と口の健康を維持するために必要な要素が
揃っています。
そしてなぜ、野菜の繊維がむし歯を防ぐのかというと、水に溶けない食物繊維であるセルロースが
噛む時に歯を清掃し、しかも良く噛むことで弱アルカリの性質をもつ唾液がよくでて、
むし歯菌がつくる酸を弱める働きをするからです。
さらによく噛む事は、消化を促進し脳の発達も促し、バランスのとれた顔をつくるといわれています。
繊維の多い野菜はむし歯予防、消化促進、脳の発達促進などいいことづくめです。
ただ、繊維質の野菜をたくさんた食べていればむし歯にならないというわけではありません。
毎日の歯磨き、歯科医院での定期的な検診とクリーニングにプラスしていただければさらに良い
というわけです。
歯科医院でしか出来ない、歯磨きでは磨ききれない深い部分のクリーニングと歯周病予防。
おうちでのケア、歯科医院でのケアで健康な歯を保ちましょう!!
私たちも口腔中の健康維持のお手伝いをさせて頂きます。