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お知らせ

しっかり噛んで健康に長生きしましょう

 品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
しっかり噛めることは人生における大きな楽しみの一つである食事をたのしめることです。
 最近の私達の食環境は、加工食品が占める割合が大きく、食物の軟食化による噛む能力の減退は子供達の顎口腔器官の成長に悪い影響を与え、知能の発達や運動能力にも関係している可能性が考えられます。
 動物実験でも、粉末食で育ったネズミは固形食を与えられたネズミより学習成績が悪かったということです。これは「脳の活動に噛むことが大きく影響していることを示しているのでは?」と言われています。
 一人で何処へでも外出できる高齢者は、自分の歯や良く合った入れ歯を使用している人が多いのに対して、ムシ歯が多く入れ歯を使用していない高齢者は「寝たきり」や「外出しない」人が多く、痴呆老人に無歯顎の人が多いことも指摘されています。噛む能力の低下が脳の活動低下をきたしているのではということも言われています。
 良く噛むことによって脳内の血流が良くなり、また唾液の中には脳の働きを良くするホルモン様物質が含まれていると考えられていて、ボケの防止にも役立つようです。噛むことの大切さは、昔から伝承的に言われて来ましたが、次第に科学的に解明されていくことでしょう。
 良く噛むことによって唾液もたくさん出て、物の味が良くわかるようになります。 ゆっくり食べて脳の「満腹中枢」を刺激するために必要な食事時間は20~30分で、粗噛みによる食べ過ぎは肥満のもとです。これをさけるための基本は脳の満腹中枢を刺激することであり、そのためには一口20回以上咀嚼することです。
 朝食、昼食は20分、夕食には40分位かけるのが望ましいのです。咀嚼をいい加減にすることは貴重な人生を無駄にすることにもなります。
 唾液の中には記憶と学習に関係する物質が含まれていて、朝食を規則正しく取る子は学習意欲が強いという報告もあります。
 元気で長生きするためにはしっかり噛むことが必要です。しっかり噛めるためには、きちんとした補綴物での治療と口腔内の衛生維持が必要です。良く噛んで健康的に寿命を延ばしましょう。 そのためのアドバイスは当院までお気軽にお尋ねください。

やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分

日付:   カテゴリ:治療について